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著作権

2022.5.1

著作権法の不思議

著作権法についてのおおざっぱなコラムです

 HPの開設にあたり、「著作権法」について、実におおざっぱなコラムを書いていこうと思います。なぜおおざっぱなのか。それは、世間ではたぶんあまり知られていないけれど、“著作権法に関係するお仕事をしている人たちが集まっている業界というか世界”がこの世には存在していて、私はその世界に住み始めて令和4年現在24年目に突入しているのですが、たぶん住人としては「そこそこ長く住んでいますね」程度のもので、私ごときがきちんとしたことを書くのは、実におこがましいわけです。また、きちんとしたことは、きちんとしたことを書いている方のものを読んだ方が絶対に良いので、私はこの世界の片隅で、ゆるくておおざっぱな、でもちょっと新しい切り口で、著作権のことを書いていきたいと思っています。

 

著作権界

 この、“著作権法に関係するお仕事をしている人たちが集まっている業界というか世界”、なんと呼んで良いのか?確実に存在しているのに、この業界?についての呼び名が(たぶん)ないので、このHPでは、思い切って「著作権界」と呼ぶことにします。今、「著作権界」でググりましたが何も出てきませんでしたから、大丈夫としましょう。

  * * *

 著作権界の面白いところは、まず、住人のお仕事が多種多様、ということだと思います。
 色々な業界の方々が、「著作権」の名の下に集まっている…これが著作権界最大の魅力です。
 次に、あまり法律に興味がないのに、なぜか著作権法だけ興味を持ってしまう…そういう人が多い、という不思議。これは、著作権法最大の謎だと思います。

 私も、26歳の時、著作権法に出会うまで、「法律って面白いんだな」と思う瞬間は全く1秒もありませんでした。そして、最初に行政書士の試験を受けた30代初めには、「著作権法は面白いけれど、やっぱり法律の勉強は私には合わない」と1回の受験で速攻あきらめて、その後は興味のおもむくままフラフラと、著作権法の知識を活かせる仕事を続けて今日に至るのですが(結局、基本的な法律の知識が必要であることを痛感し、改めて勉強をして、行政書士の試験に合格するのですが)、色々な法律、判例に出会った後でも、やっぱり著作権法だな~、と、今でもときめきを感じてしまうのです。

 もしかしたら、他の法律にも、こんなディープな「界」があるのかもしれません。それはそれで面白そうですが、とりあえずは「著作権界」です。著作権法はなぜこんなに面白いのか、(一部の)人々をなぜこんなにひきつけるのか、このコラムを通して探っていこうと思います。

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