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2025.8.12
岩波新書『芸能界を変える たった一人から始まった働き方改革』(森崎めぐみ著)
この本の最後の方、198ページに書いてあった「過度なウェルビーイング」について…
「今、私は、夢見ていたやりたい仕事を思いっきりやることができている!」という幸福な気持ちが強すぎて、全てを度外視し夢中になった結果、限界を超えていることに気づかず、精神や身体を壊してしまう問題です。
芸能界は、選ばれた一握りの才人が集まっている場所というイメージが強いため、他の業界よりも過度に幸福を感じる人が多い、という話は納得でした。
「やりたいことをやっているんだから我慢するのは当たり前」…それが正しいと思っている人、多いのではないでしょうか。実は私もこの本を読む前はそう思っていました。「我慢しよう」とか、「我慢しなさいよ」とか、「我慢できるだろう」とか、思ったり言ったりするのはもうやめてもいいんじゃないでしょうか。
無理なものは無理、ダメなものはダメ。
「何でもかんでもハラスメントになっちゃって、息苦しいなぁ〜」という意見は、ハラスメントをする側の意見だと私は思います。
昔から嫌だと思う人はいたけれど、我慢していたんだなと思ってください。
やりたいことをやるために必要なのは「努力」で、我慢ではないのです。そしてもちろん、我慢して努力するのも間違っています。
こういった「我慢」の先にあるのが、「やりがい搾取」です。
発注する側も、受注する側も、自分が何を搾取しているのか、自分が何を搾取されているのか、分からないほど麻痺してしまったら…本当にダメだと思います。でも、業種を問わず多いのではないでしょうか。「やりがい搾取」を「美学」みたいな感じで語ること。
「ずっとやりたかったことだから」「良い経験になるから」「次の仕事に繋がりそうだから」等々…
本当に気をつけないと、誰もが気付かぬうちに「やりがい搾取」の当事者になってしまうのです。本当に「罠」なのです。